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皆さんこんにちは!
有限会社古庄工業、更新担当の中西です。
さて今回は
船舶を造る仕事というと、船体やエンジンが注目されがちです。
 しかし、その中で確かな機能を生み出す“配管”の存在を知る人は多くありません。
造船配管業は、海上輸送を支える「静かな技術職」。
 その一つひとつの作業に、熟練の技と責任感が込められています。
船の内部は、狭く複雑な構造をしています。
 配管工たちはその限られた空間の中で、膨大な配管を正確に通していきます。
通す順序や曲げ角度、接合部分の強度――
 どれもが緻密に計算され、現場での柔軟な判断によって完成していきます。
一つの作業に何人もの職人が関わり、まさにチームワークの結晶といえる現場です。
近年では、3D設計や自動溶接機など、デジタル技術の導入も進んでいます。
 しかし、最終的に“確実に通る配管”を作るのは、人の手と感覚です。
機械だけでは判断できない細かな歪みや調整を見抜くのは、
 長年の経験と勘を持つ職人の仕事です。
こうした“人の技”が、今も造船業の品質を支えています。
造船配管業は、単調な作業ではありません。
 新しい船種や構造が登場するたびに、配管設計や施工方法も進化しています。
「どうすればより安全に、より効率的に船を動かせるか」
 その探求心こそが、造船配管の現場を成長させてきました。
完成した船が無事に進水し、世界の海を渡る瞬間。
 その内部で自分たちの仕事が機能していると感じたとき、
 職人たちは大きな達成感と誇りを胸に刻みます。
有限会社古庄工業では、一緒に船舶の安全運航を支える仲間を募集中です!
「人柄」を最重視する採用方針で、未経験の方も大歓迎。
詳しくは求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
