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第23回造船配管雑学講座

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皆さんこんにちは!

有限会社古庄工業、更新担当の中西です。

 

見えないところで暮らしを支える

「配管」と聞くと、普段あまり意識しない人が多いかもしれません。でも、蛇口をひねれば水が出る、お風呂が温まる、冬に暖房が効く、トイレが流れる——この“当たり前”は、配管工事がしっかり仕事をしているからこそ成り立っています。

配管工事業の魅力は、派手さではなく「生活の根っこ」を支える誇りにあります。しかも、その支え方はとても広い。住宅だけでなく、学校、病院、工場、商業施設、ホテル、公共施設まで。建物が存在する限り、そこには必ず“水・湯・空気・ガス・排水”の流れが必要で、配管が欠かせないのです。

1)「水」を通すだけじゃない、配管の世界は奥が深い

配管工事は単にパイプをつなぐ仕事ではありません。給水管、給湯管、排水管、雨水管、ガス管、空調配管、消火配管など、流すものが違えば、設計も材料も施工方法も変わります。

さらに、建物の用途が変われば難易度も変わります。例えば病院なら、衛生管理や感染対策の観点で配管の取り回しや更新性が重要になります。工場なら、薬品や高温流体など特殊な条件への対応が必要になることもあります。商業施設なら、営業への影響を最小限にする段取り力が求められます。

つまり配管工事は、現場ごとに“最適解”が変わる、実はかなり頭を使う仕事なんです。

2)災害・トラブル時に強さを発揮する“地域の安心”

水漏れ、詰まり、給湯器不調、ポンプ故障、漏水による断水…。こうしたトラブルは生活や事業を直撃します。そんな時、迅速に原因を突き止め、復旧まで導くのが配管工事のプロです

特に災害時の役割は大きいです。地震で配管が破断したり、凍結で配管が割れたり、豪雨で排水が追いつかず逆流したり。こうした場面で“水の道”を復旧させることは、地域の命綱を繋ぎ直すことに近い。復旧後に「助かった」「本当にありがとう」と言われる瞬間は、この仕事ならではのやりがいです。

3)仕事の成果が「目に見える」達成感がある

配管工事は、図面通りに施工し、圧力試験や漏れチェックを通し、最後に水やお湯が問題なく流れた時の達成感が格別です。

・バルブを開ける
・圧が安定する
・漏れがない
・お客様が安心して使える

この一連の流れが、毎回“作品の完成”みたいな感覚をくれます。しかも配管は長い年月にわたって建物を支える存在。自分が関わった現場が10年、20年先でも人の暮らしを支えると思うと、誇らしさが込み上げます。

4)「当たり前」を守る仕事は、価値がなくならない

世の中には流行り廃りがある仕事もありますが、配管工事はインフラに直結していて、需要が消えにくいのが強みです。建物は老朽化しますし、設備も更新が必要。リフォーム・改修の需要も増えています。

さらに省エネ設備(高効率給湯器、熱源機、節水器具など)の普及により、配管工事は“新しい技術を取り込む仕事”としても進化し続けています。

5)配管工事が好きになる瞬間:現場で“流れ”がつながる時

現場は一つとして同じものがありません。狭い天井裏、既設配管の複雑さ、他業種との取り合い、工程の制約…。難題が多いからこそ、段取りと技術で解決し、最後にきれいに配管が通った瞬間はしびれます。

「よし、通った!」
「収まりが美しい!」
「これならメンテも楽だ!」

そんな小さな歓喜が積み重なって、職人としての自信になります

まとめ:配管工事は、暮らしの“血管”をつくる仕事

人の体に血管が必要なように、建物にも配管が必要です。配管が健全なら、暮らしは元気になる。その“健全さ”を作るのが配管工事業の誇りです。

もしあなたが、
社会の役に立つ仕事がしたい
手に職をつけたい
技術で評価されたい
地域に必要とされたい
と思うなら、配管工事はとても相性がいい世界です

有限会社古庄工業では、一緒に船舶の安全運航を支える仲間を募集中です!
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