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第18回造船配管雑学講座

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皆さんこんにちは!


有限会社古庄工業、更新担当の中西です。

 

 

さて今回は

~精密と創造の現場~

 

 

船舶を造る仕事というと、船体やエンジンが注目されがちです。
しかし、その中で確かな機能を生み出す“配管”の存在を知る人は多くありません。

造船配管業は、海上輸送を支える「静かな技術職」。
その一つひとつの作業に、熟練の技と責任感が込められています。

1|複雑な構造の中での正確な施工

船の内部は、狭く複雑な構造をしています。
配管工たちはその限られた空間の中で、膨大な配管を正確に通していきます。

通す順序や曲げ角度、接合部分の強度――
どれもが緻密に計算され、現場での柔軟な判断によって完成していきます。

一つの作業に何人もの職人が関わり、まさにチームワークの結晶といえる現場です。

2|技術革新と人の手の融合

近年では、3D設計や自動溶接機など、デジタル技術の導入も進んでいます。
しかし、最終的に“確実に通る配管”を作るのは、人の手と感覚です。

機械だけでは判断できない細かな歪みや調整を見抜くのは、
長年の経験と勘を持つ職人の仕事です。

こうした“人の技”が、今も造船業の品質を支えています。

3|挑戦し続けるものづくりの現場

造船配管業は、単調な作業ではありません。
新しい船種や構造が登場するたびに、配管設計や施工方法も進化しています。

「どうすればより安全に、より効率的に船を動かせるか」
その探求心こそが、造船配管の現場を成長させてきました。

完成した船が無事に進水し、世界の海を渡る瞬間。
その内部で自分たちの仕事が機能していると感じたとき、
職人たちは大きな達成感と誇りを胸に刻みます。

 

 

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